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山下耕太郎

クラウドリアルティ代表に聞く、BaaS展開の狙いと今後の展望

誰もが資本市場にアクセスできるようなプラットフォームを目指して

クラウドリアルティは2021年から、BaaS(Banking as a Service)プラットフォームサービスを開始します。これまで、不動産投資型クラウドファンディングのプラットフォームとして事業を展開してきた中、BaaSを始める理由を代表・鬼頭武嗣が語ります。

(聞き手:金融ライター・山下耕太郎)

——BaaS展開の狙い、今までとの違いとは?

「Crowd Realty(クラウドリアルティ)」は、新たにBaaSプラットフォームの提供を始め、プラットフォーム名も「soils(ソイルズ)」にリブランディングします。

私には資本市場の民主化、つまりすべての人が使えるキャピタルマーケットを作っていきたいという目標があります。資本市場を一部の人しか使えないという現状を変えたいと考えているのです。

目指すすがたは、資本市場のアップデート(最新化)です。アップデートの中には高度化という話もありますし、資本市場は基本的にグローバルなマーケットですので、海外のマーケットと互換性を持つようにしていきたいという目標もあります。

クラウドリアルティを設立して6年になりますが、我々が目指すのは単なる不動産投資型クラウドファンディング事業ではなく、資本の需給のマッチングを行う「場」を提供することです。

近年は、金融機能をAPI提供する企業が増えてきたり、金融機関とFintech企業との協業も伸展し始めてきたりして、土壌が整ってきたと考えています。

そこで、我々も新しいキャピタルマーケットを作るために、証券取引所機能や投資銀行機能にフォーカスしたプラットフォームを提供していきたいと考えているのです。

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この考え方の背景にあるのが、BaaSです。BaaSは“Banking as a Service”の略で、銀行を中心とした金融機関が担っている機能を、APIによって提供することです。Bankingには商業銀行と投資銀行がありますが、私たちは投資銀行(インベストメントバンキング)に特化したBaaSを提供していきます。

—— 今後、予定される機能は?

投資銀行ビジネスは、対象となる市場として「プライマリー」と「セカンダリー」の2つがあります。

私たちがフォーカスしているのはプライマリーです。プライマリーでの機能を提供していくというのは、我々の機能やシステムを「As a Service」として使うことによって、誰でもこのプライマリー市場へのアクセスを自社サービスに組み込むことができるようになるのです。

soilsのBaaSを使えば、複雑な金融システムを開発せずとも、資金調達のプロジェクトを自社のウェブサイトに掲載し、投資家を募ったり、資金調達のための窓口を自社のウェブサイトに組み込むことができるのです。

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——今後、予定している協業など事業の展望と具体施策は?協業先のメリットは?

これまでクラウドリアルティという企業は、「クラウドリアルティ」というプラットフォームを運営してきたのですが、今後はクラウドリアルティという企業とプラットフォームは明確に分けて考えます。

今後は、プラットフォームとして「soils(ソイルズ)」を提供。soilsは今まで通り不動産関連の資金調達のためのPtoP(Peer to Peer)プラットフォームも提供していくのですが、さきほどのBaaSプラットフォームの方は、もはや自社だけで完結する世界ではなく、いろいろな金融機関や企業と提携していくことになります。

ですから、企業としてのブランドとプラットフォームのブランドが分かれているのは、非常に重要ではないかと考えているのです。

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soilsのイメージは、「土壌」。クラウドリアルティが土壌としてのプラットフォームを地層のように様々な機能を積層させて作り、その上でさまざまな取引がおこなわれるようになるのです。プロジェクトという種や植物がどんどん育っていくというイメージになります。

将来的には国内外問わず、誰もが資本市場にアクセスできるようなプラットフォームを目指しています。


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Profile

金融・投資ライター
山下耕太郎

一橋大学経済学部卒業後、証券会社でマーケットアナリスト・先物ディーラーを経て個人投資家・金融ライターに転身。投資歴20年以上。現在は現物株・先物・FX・CFDなど幅広い商品で運用を行う。


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